7月18日、私の母校である小学校でEMについて授業。
微生物の力を子供達に掴んでもらうため、色々な諺(ことわざ)や味噌の
話をしたり、微生物の力でボトルが飛んだ話などをしました。
また、この学校では「鮭」について学んでいたので、EMによる水質浄化
と、良い水質が「鮭」をはじめ色んな生命の営みにいかに大切かを話しま
した


そして、EM培養の実習。皆で「EM」と「エサ」を混ぜています


…私の色々な話に対し、子供達から次々とでるギモン・質問。当然のこと
ですが、中学校とは違います。こないだのようにはいかず、私も内心タジタジ
でした

いやしかし、こうでなくてはなりません。これが「小学生力」ともいうべき力で、
いつか読んだエジソンの伝記の話を思い出しました。



湧きあがる「なぜ?」で先生を質問攻めにし困らせたエジソン(それも普通の
小学生の比ではなかったようです)は、ついに学校から「この子はいかれてる」
と、退学を勧められます。
しかしエジソンの母は、普通ならエジソンを叱るところを、逆に先生を
「この子は物事を深く考えているんです。いかれてるのはそれが分からない
先生の方です。」と叱り飛ばしたそうです。
それからエジソンの母は、息子の尽きぬ好奇心に応えるために、好きなだけ
科学実験ができる「実験室」をエジソンに与えます

他にもエジソンは鳥の卵を拾ってきて、自分で温めてヒナが孵るかどうか
実験したり(この話は泣けます。)、かと思えば実験せいで列車を焼いて
しまったり(これはさすがにまずいですが)しながら、必要な事を自分で
学び、地頭力をもった発明王になるわけです。



この日もまた、授業を通し頼もしい子供の一面を見ました。
大分大変でしたが


培養の時間になると、先生方のほうからも笑い声が聞こえ、培養を
楽しんでおられるではありませんか。
この日は、私が結構話を用意してきたためにだいぶ時間オーバー
気味で…、…先生方は気を揉んでいたろうと心配でしたが、さすが先生

…将来凄い子が出てくるかもしれませんね

諺や味噌や歴史やら、色々と広範囲に及んだこの日の微生物の話やEMの
ことも、ひとつの探究の種にしてほしいと思います
